僕は引越し回数が多いので、当然、利用した不動産屋さんもたくさんあります。
いままで業界最大手のエイブル、ミニミニ、東海で力のあるニッショーの感想を書いてきましたが、今回はここもいろんなとこで見る「ハウスコム」について。
いままでに契約したのは1回だけで、しかも10年前。ただ、いまも引越し先探しではたまに立ち寄ることもあります。立ち寄って話を聞いた店舗は東京と名古屋で10ヶ所ぐらいにのぼるでしょう。
そんななかで感じたハウスコムの印象をみなさんと共有しますので、参考にしてみてください。
目次
ハウスコムの仲介手数料
まずはじめに、気になる仲介手数料から。
ハウスコムは一般的な手数料、つまり家賃の1ヶ月分となります。
エイブルやミニミニのように手数料が半額だったら嬉しいと考えがちですが、半額のとこだと紹介される物件の絶対数が減りますし、手数料半額に目がくらんで物件探しをするとあとあと痛い目を見る可能性も高くなるでしょう。
いくつかの不動産屋さん経由で物件をみて比較検討し、結果的に仲介手数料が半額だったらラッキー!と考えておいたほうが、いい物件は見つかりやすいものです。
が、とにかく安くしたいと考えるのであれば、最初からそうした手数料が少ないところを狙うのもアリですけどね。
あとは、契約すると1万円以上のキャッシュバックがもらえるキャッシュバック賃貸 を利用したりするのも手でしょう。
ハウスコムの接客の特徴
どの店舗に行っても感じる一番の特徴は、接客がカジュアルなこと。
スタッフも若い人がたくさんいて、その若さからくる勢いとラフさ、叩き上げ感をヒシヒシと感じます。
そうした人が来訪者に一人でつくので担当者の当たりハズレは大きい。案内に向かう車内で会社のグチを延々とつづけたり、物件を紹介しながらもココはやめとけ、とか。(じゃあ紹介すんなよ…泣)
で契約数によって個人の収入が増える歩合制を導入しているようなので、営業マンは契約を取るために強引なこともしばしば。お店に立ち寄るとなかなか返してくれないことも多いです。
まあそんなときは強引にでも店を出ることをオススメします。賃貸の不動産屋さんでは客を引き止めるためにダラダラと興味がわかないような物件をひたすら紹介してくるダメ営業マンも目立ちますが、そんなときはもうスパッと切ることが大切。
ただでさえ忙しいなか物件探しをしてるのに、ムダな時間をとられるわけにはいきません。時間を浪費することが物件の妥協につながり、「こんなはずじゃなかった…」とあとあとの後悔につながってきますよ。
物件探しには、希望にできるかぎり近い物件を探す「強い信念」と「忍耐」が必要です。貴重な時間をムダにする会社はサクッと見切って次のとこに向かいましょう。
実際に契約した感想
もう10年以上まえの話です。
僕のはじめての一人暮らしで契約した賃貸アパートが、ハウスコムでいくつか物件を見させてもらって決めたところです。これから桜美林大学に通うために、東京の町田市に住み始めたとき。
田舎っ子だったこともあってか両親と一緒にハウスコムに行って契約したんです。
そのときの担当者は最近のハウスコムではあまり見ないような50代ほどで、内覧した物件(契約した物件)の床の一部がかなりへこんでいたのを指摘すると、「ここにはなにか敷いとけば大丈夫でしょう」との非常識な返事に、父親がイライラしながらしっかりとツッコんでたのを覚えてます。
その後、その床は見事に平らに修理されてました…。こうした点は対応が早くていいですね。
ハウスコムは、住んでみてらかも覚えてる限りではたいした問題もなかったですし、むしろ個人的にはそこそこいい印象もあるぐらい。
参考:引越しの一括見積もりサービスを徹底比較!上手に活用して安くラクにお引越し。
ハウスコムの利用はアリ
結論。
ハウスコムでの賃貸物件の提案は、かなり担当者の力量に左右される気がします。なかには的確にパパッといくつか紹介してくれる人もいたものの、社風としてはラフでカジュアルな雰囲気です。
気軽になんでも相談できるといったメリットはあるのかもしれませんが、すでに何件が内見を済まし、どういった物件に住みたいかはっきりイメージできてる人にとっては、提案の質の低さとムダな接客が面倒に感じるかもしれません。
なかなか帰らしてくれないことも嫌ですな(そんなときは強引に帰ってしまいましょう。後味は悪いですが…)。
とはいえ賃貸のアパート探し、マンション探しはタイミングと出会う物件の数が勝負なので、希望地域でみつけたら利用してみてもいいと思います。