引越しのときに気になるのが値段です。
どれぐらいかかるのか引越しするまえに知りたいですし、事前にザックリとでも把握しておけば引越し業者にたのむときも交渉がしやすくなります。
ただし、ネットで検索してみてみるとわかるとおり、もう人によって言うことはバラバラ。実体験でさえも値段がまったく違います。
どれをあてにしていいのかわからなくなるでしょう。
そこで、ぼくのいままで20回以上の引越しの経験から、どうしたら最もお得に引越しできるのか、いつもやってる方法を伝授します。
これといって特別な方法ではないものの、これ以上は安くならないんじゃね?というぐらいまわりに驚かれる値段でいつも引越しできてるので参考にしてみてください。
結局、相場はあってないようなもので、引っ越す個人と引越し業者間の契約なので、お互いがギリギリ納得できる妥協点を探すのがいちばんいいわけですな。
目次
とにかく安くしたいなら、複数の引越し業者に来てもらおう
値段だけを最優先でかんがえるなら、この方法が一番です。
ズバット引越し比較やHOME'S引越し見積もり のような引越しの一括見積もりを利用して、そのなかから安くて信頼できそうな先をいくつかピックアップ。
そのご自宅にきてもらい、正式な見積もりをしてもらいます。
3社以上と交渉しよう!
ポイントは、最低でも3社以上にきてもらうこと。
引越し業者の営業マンは見積もりのプロなので、これはもうプロとの交渉になります。
まずふつうに出てくる金額は引越し業者はかなり利益をのせた金額を提示してくるので、そこからどれだけ割り引いてもらえるかが勝負ですな。
もう複数の業者から見積もりを取ってることを正直に話して、そのなかからいちばん安い先と契約することを伝えておくと比較的お手頃な金額がでてきやすいでしょう。
むこうだってわざわざ自宅にまでくるのに手間と時間をかけてるので、できることなら契約をとって帰りたいもの。
だからこっちがしっかりと複数社から見積もりをとって安いとこから決める気であれば、必死で値段を下げるための努力をしてくれます。
最安値の実体験を調べておこう!
もうひとつポイントをあげておくと、ネットで検索しまくって、おなじ都道府県どおしで引越しできた最安値がいくらか知っておくと交渉材料になります。
どういうことかというと、去年ぼくが引っ越したように東京から名古屋に引っ越すとします。
そのときは東京、名古屋間を引っ越した人の情報をネットで調べまくりました。
で驚くのが、相場のへったくれもなくて値段はバラバラ。ふつうに10万円以上の差があったりするんですよ。おなじ間取りなのに...
交渉はねばり強くやること
引越し業者も商売でそりゃお互いがハッピーであればいいので、高くてもいいお客さん(値段交渉をしない人など)からは利益をとり、ぼくのように値段に厳しいお客さんからはあまり利益をとれないわけです。
それでも売上と実績をあげる必要があるので、マイナスにならない採算がとれるギリギリのラインまで値段は下がります。
で、いちばん引越しする都市間の最安値を知っとくとなにがいいかというと、その価格レベルまでは値段が落ちる可能性があることがわかります。
もちろん引越しの繁盛期となる1~3月は値段が高めになるとはいえ(価格をがんばって下げてまで契約を取る必要もないため…)、ぼくは目標をその価格からさらに数万円さげて設定します。
で一応の目標金額ができました。
あとは引越し会社にきてもらって交渉となるわけです。
営業マンによってはいくらが希望かきいてくるのでハッキリと目標額をつたえ、相手の表情や言葉からそれが可能なラインなのか探ります。
柔らかい物腰でも主張はしっかりと
まあいやらしい話、交渉ってのは心理戦ですからね。
こうした業者相手のばあいはとくにそうで、交渉材料をうまくだしていくことが大切です。つまり、目標額が安すぎたら相手にされませんし、高すぎたらもう相手の思うツボ。
あとはハッキリと自信をもって主張をしないと、営業マンのたくみな話術にまるめこまれてしまいます。「いまこの場できめてくれるならこの値段でやります!」とかね。
1社目や2社目でこういわれてもその場で決めるのはあまりオススメしません。
仮に3社目の値段があまり下がらなくてどうしようもない場合も、たいていはあとで電話してもその値段でやってくれます...苦笑。
(ごくまれにホントにダメな場合もあります)
ぼくは引越し業者にきてもらう時間を2時間おきにして別々に3社ほどきてもらいますが、なかには同じ時間に3社まとめてきてもらう方法をしてる人もいるようです。
引越し業者どおし、その場ではなしあってバチバチとやりあってもらうわけです。時間節約になるので効率がいいとはいえ、あまり僕はやる気がしません。
個人的な感覚だと、そうやってまとめて業者を呼ぶとけっきょくのところ価格があまり下がらない気がしてしまいます。やったことないのでわかりませんし、これからもやるつもりはないですが...。
ぼくがやってる方法はこの記事「引越しの見積もりが18万円から11万円に!交渉のやりかた教えます」で書いたので参考まで。
あとは「値段はそれなりに安いほうがいいけど、こうした引越し業者とのやりとりが面倒。」といった方には、複数の引越し業者とのやりとりをやってくれる【引越しラクっとNAVI】 をオススメします。