引越し直前の準備で忘れないようにしたいのが、冷蔵庫の水抜きです。これをしないと引越し当日に凍った霜が溶けて作業中に水浸しになってしまうことがあります。
引越し業者から渡されるパンフレットにもやっておくように指示があるため、もし水漏れで荷物が濡れてしまったとしても補償してもらえるかどうかはわかりません。
なので、忘れないようにやっておくようにしましょう。
引越し前日に電源を抜いておけばOK
まあやることは簡単です。
引越しの前日までに冷蔵庫、冷凍庫を空っぽにしてあとは電源を落とす(コンセントを抜く)だけ。
もともと古いタイプの冷蔵庫(新しいものでもワンボックスタイプなど、特殊なものは今も)は冷凍庫に霜がつく仕様になっています。するとどうしても電源を切ってしばらくすると、それが溶けて水となって流れだしてくるんですよね。
それが問題となることがあるため、忘れないようにやっておくのを推奨されてるわけです。
あたらしい冷蔵庫、冷凍庫なら大丈夫かもしれませんけどね。
いざ運びだすときに「冷凍食品や氷が入ったままだった…」といったことも防げますし、念のためやっておけば安心です。
僕の体験談
じつはこの霜のつく冷蔵庫は僕も使用してたことがあります。
メインでつかってたものとは別にサブとして、扉がひとつの「冷蔵庫と冷凍スペースが一緒」になったものを利用してました。
これは1万円ほどの安物のわりに冷蔵、冷凍の機能も十分だったので重宝してましたよ。
はじめてだったので冷凍庫に大量の霜の塊ができるのに驚きましたが、引越しのマニュアルでよくみる「冷蔵庫のコンセントは引越しの前日に抜いてください」の意味がよく理解できました。
たしかにあの霜だと大量の水が流れだすことになるでしょうからね。引越しのときに溶けてしまったんじゃ、書類は台無し、ソファや家具もそれなりに水浸しになるリスクがでてくるはずです。
前日までに冷蔵庫、冷凍庫の中をからっぽにしとくことはもちろん、霜が溶けて荷物を水浸しにしないように、忘れずに前日には電源を切るようにしときましょうね。いくら霜がつかない冷蔵庫であれば大丈夫であったとしても、そうした習慣が次回の引越しで失敗のもとになることも考えられるので、できればやっとくのが無難でしょう。
水抜きをあなどらないほうがいいです。