※画像は北千住じゃありません。が、こうした雰囲気はあります。
住みたい街として有名なのは東京の吉祥寺や恵比寿といった落ち着いたオシャレな町ですが、リクルート住まいカンパニーが毎年公表する「穴場な街ランキング」では2年連続で足立区の北千住がNo.1に輝いています。
で僕はその北千住の賃貸アパートとマンションに計4年ほど住んだので、良かった点(メリット)と悪かった点(デメリット)を書いてみたいと思います。たしかに穴場ではあるものの、昔ながらの風情がのこる下町なので好き嫌いはわかれるんじゃないでしょうかね。
住む場所として引越しを検討してる方がいたらぜひ参考にしてみてください。
ちなみに北千住では、エイブル、ミニミニ、ピタットハウスといったメジャーどころから地元密着型の不動産屋まで色んなとこに相談して部屋を探しました。
よかった点
- 都心に近いのに家賃が安い
- 古き良き日本の下町の風情が残る(散策が楽しい)
- 大学が増えてモダンで洒落たお店が増えてきた
- つまり昔ながらの下町文化と新しい文化の両方が楽しめる街。サイコー
- 5路線が通るハブシティ
- 都心にでるのもラクチン
- 飲み屋、レストランがいっぱい
- 意外となんでもそろう
- メインの通りは広くて車がほとんど通らない。広々として開放感がある
- 昔ながらの小道がいっぱい。迷路みたい
- 駅から徒歩10分ほどの荒川に癒される
- 電車は混むけど日比谷線は北千住始発がある=10分ぐらい待てば毎回座って通勤できた
- 徒歩10分ほどの図書館は、東京23区のなかでも素晴らしい規模とロケーションをほこる(荒川ぞいにある)
苦手だった点
- 下町の風情があるためよく言うと伝統的、悪く言うと古くさい
- 23区で給与所得がいちばん低く生活保護者がダントツで多い足立区のため(?)、物騒な雰囲気はすくなからずある
- 昼から酔いつぶれてるホームレスが駅前にたむろしてる
- いかがわしい(楽しい?)お店も多い
- 飲食店がただ多いだけじゃなく入れ替わりも激しい(それだけ競争があるのはいいことか)
- おいしいお店がたくさんあるので外食が増え出費がいたい
- 大学がいくつもできてるので学生がかなり増えた(そのぶん色々なお店ができるのは楽しいけども。。。)
- 電車の混み具合いがハンパない(僕が通勤に利用してたのは日比谷線。毎朝、人を押し込むだけのアルバイト要員がいる)
- 家具屋がない
過去と未来が融合する町
こんなところでしょうか。いままでは下町情緒が大きく残る町でしたが、いくつもの大学の進出により町全体の雰囲気が大きく変わった印象です。若者向けのお店は増えましたし、街中を歩く大学生の姿も目立ちます。
以前に増して活気がでてきてどんどん楽しい街になっていってますよ。それでいて都心とくらべて家賃が安く住みやすい都市といえます。穴場ランキングで連続1位になるのもうなずけますね。
それとこの北千住駅から東武伊勢崎線で埼玉方面にでると、1駅1駅ちがった印象の街並みになります。引越しを検討してる人がいたら各駅を回ってみるといいかなと。なかでも7分ほど埼玉寄りの西荒井駅は大型マンションが立ち並ぶファミリー層が多く住むエリアで雰囲気がかわります。
足立区って生活保護者やホームレスがたくさんいることもあってか一般的な印象はあまり良くないみたいなんですけどね。僕が住んだ印象としては、昔ながらの下町に若者の新しい文化が入ってきて、すごくおもしろい街になってきてるな〜と。住んだ印象もいいですよ。
ひとつの体験談として参考まで。