じつは練馬区にも1度だけ住んだことがあります。池袋から西武鉄道の池袋線で6個目、中村橋という駅です。そこから徒歩3分ほどの静かなアパートで、練馬駅からも歩いて15分ぐらい。飲食店はそっちの方が多かったから練馬駅のほうにもたまに行ってました。
国内外20回以上にわたり引越した経験があるなかで、ここは住んだ期間がたったの2ヶ月と、異常なまでに短いあいだで次の物件に引越した「いわくつき」の物件です。幽霊がでたとかって話はないですが、こういうこともあるんだな…と一応は勉強になったのでシェアします。
明け方までつづく騒音で2ヶ月で引越しを決意
そう、すぐ引越した理由は騒音です。本当うるさかった(泣)
常識的な範囲ならまだいいですが、夜中から明け方の朝5時ぐらいまで、かなり大きな音量でテレビ番組や映画の音がだだ漏れなんですよ。その隣の住人が窓を閉めれてればそこまで気になることはなかった気がするものの、春で涼しい季節だったのでおそらく窓は全開、住みはじめて3日目には引越したのを後悔しました。
しかもそれがほぼ毎日つづくんですからね…。こりゃキツイ。
生活リズムが昼夜逆転の夜型っぽかったので、フリーターか学生さんが住んでたんじゃないかな。この池袋線には大学があり単身用のアパートには学生さんがたくさんいます。学生限定の物件も数がある地域です。
で契約した不動産屋さんにも相談したものの、もう精神的にもギブアップ。まだ2ヶ月しか経ってないにもかかわらず、すぐに引越すことにしました。この物件もほかの一般的なアパートと同じように退去連絡は1ヶ月前までが必須でしたが、ただもう嫌気がさしてたので向こう1ヶ月分は払ってすぐに引越す手配をしたんです。
もったいないけど仕方がない…。体調崩すぐらいならちょっと無理をしてでも行動に移しほうがいいってね。そんな気持ちでしたよ。
しかもこの物件、解約するには新宿の管理会社まで直接行かなきゃいけないとか意味不明なとこがあり、泣く泣く解約するために行ったものです。
ふつう、文書で郵送すれば済みますよね?
あれは一体なんだったんだ…あの会社だけなのだろうか…。
で不動産会社は僕からの相談のあと「アパートは共有の建物だから夜中の騒音には気をつけてください。」といった旨の紙切れを全部屋の郵便受けに入れてもらったみたい。ありがたい…。ま、変わらなかったので引越しましたが…。
こうした賃貸物件の騒音問題は当の本人は気づいてないことがほとんどで、僕らも非常識な騒音を発してないか反面教師としたいものです。
この失敗の原因は物件さがしをやらなかったこと
こうした経緯がありまた北千住に舞い戻りました。
でこの練馬の引越し騒音騒動でいちばん後悔したのは、決めるときに物件さがしをしっかりとやらなかったこと!それまで物件探しに手を抜いたことは1回しかなかったのに(このときはラッキーにも良い物件だった)、練馬では別のアパートと比べることなく決めてしまいました。
ふらっと立ち寄った物件で紹介された3つの中から…。これが失敗です。
物件さがしを成功させるポイントは2つあります。
1つ目は多くの物件を見ることで、もうひとつがタイミングです。
数撃ちゃ当たるじゃないとはいえ、それなりの数をみないと希望に合う物件が見つかるはずありません。しかも運よくそうした物件があっても、誰かが住んでいれば退去するまで待つ必要がでてきます。
ただそんなのいつ退去するかわからないし、待ち続けるのは現実的ではないですよね?
でも考えてみてください。1ヶ月後に探してたら希望通りの物件が見つかるのに、タイミングが悪かったばかりに泣く泣く希望とはかけはなれた物件に決めてしまった。かけはなれたというのは極論ですが、こうしたことが普通に起こるのが家さがしです。
つまり、希望通りの物件にめぐり合えるかどうかは数とタイミングにかかってます。こんなはずじゃなかった…という後悔をなくすためにも、ネットをできるかぎり活用して効率的にやるのが鉄則です。
そのためには、ネットの不動産屋さんも同時に利用するのがオススメです。