はじめての一人暮らしはなにかと心配ですよね?
それが大学入学や就学とともに地方から上京するようであればなおさら。 両親の心配もさることながら、いちばん不安でいっぱいなのは初めての一人暮らしをやっていけるのか、あたらしい土地で友達ができるのか、そうした不安とともに上京してくるあなた自身ですね。
もちろん期待もいっぱいでしょうが、この不安はできるかぎり減らしたいはず!そのために有効なことを考えてみることにします。
ちなみに僕は東京の田舎、青梅の大自然で育ち、大学進学とともに都内の町田市(神奈川県との境)ではじめて一人暮らしをはじめました。不安が2割、期待が8割といったとこでしたが、やはり住んでみると煩わしいことがいろいろとあったものです。
それからも10年ほど一人暮らしを経験しましたので、ぼく自身が経験したことや友達や彼女が経験したことから、はじめての一人暮らしで不安な人(とくに女性)がどういう物件を選ぶべきかを書いてみたいと思います。
オートロックのマンション
オートロックなら必ず安心だというわけでもないですが、防犯で果たす役割は大きいでしょう。こうした物件は訪問者の顔がみれるカメラ付きインターホンがついてるので、わざわざドアを開ける必要もなくしつこい勧誘を断れるので安心です。
たまに住民が入ったタイミングで建物にはいるなんて話も聞きますが、その場合はいきなり玄関のベルがなるなど怪しい点がでてくるので開けなければいいだけの話。 それにドアチェーンをつけたまま開ければ安心です。
それと大学生が多いエリアでは、かなり悪質な新聞勧誘があったりします。オートロックに住んでなかった僕はふつうにドアを開けてしまい、そのご1時間以上にわたりドアを足で閉められように塞がれたばかりか、あげくには自分は有名人だと嘘をついてサインまでしてきました。
上京したてだと巧みな嘘をつかれると信じやすいしコロッと契約してしまうこともありそうなので気をつけてください。 こうしたときにはもう警察の名前をだすと、案外すんなりと帰ったりしますよ。
それでもしつこい場合にはその場で警察に電話してしまってもいいでしょう。 ほんとウザいぐらいに強引だったので僕は両親に電話して父親にこの人と話してもらい、しぶしぶこの勧誘業者も帰っていきました。 オートロックであれば、こうした事態もラクに防げるはずです。
周辺や帰り道が暗すぎないこと
物件を契約するまえに、いちど周辺を歩いてみるといいでしょうね。できれば夜にも。駅からの帰り道で真っ暗だとやはり怖いですし、ひと気があるかないかも大きなポイントです。
あとは近くにコンビニなど、24時間営業のお店があるかどうか、ないとしても周辺のお店が何時頃まで営業してるのか、といったことも調べておくと安心ではないでしょうか。
ぼくが一時期すんでたとこは、ちかくに競輪場があり、ドラマでも貧乏な人たちが住んでる設定でよく使われてるエリア。週末にはギャンブル好きが集まり、昼から酒を飲むひとがあふれます。 夜には街灯がほとんどなく、かなり暗くてどんよりした雰囲気がただよいました。
そうしたとこはやはり犯罪率も高めなので、家賃もほかより安く設定されています。だから学生には魅力的にうつりますけどねぇ・・・。 価格だけで最寄駅や住むエリアを決めないほうがいいでしょう。ぼくはさほど気にならなかったものの、妻は怖かったみたいです。 とくに女性の一人暮らしで選ばないほうがいいと思います。
1階はやめて、2階以上を選ぶ
どうしても1階は人目につきやすいですし、下着泥棒などの標的になりがちです。
ぼくの彼女の体験談をすこし。 都心の住宅街のアパートで一人暮らしをしてたときのこと。
1階を借りて住んでましたが、住宅街で横の家との隙間も人が一人やっと通れるぐらいの幅しかあいてません。 換気のためにそこの窓を開けとくと、知らない中年の男性が家のなかを覗いてることがあったそうです。しかも1度だけじゃなく2度も・・・。
ちょうどそのとき、ちかくで工事をやってたので普段は「ひと気」がないとこにもかかわらず、そのときは多少にぎやかだったんですよね。もしかしたらその雰囲気も手伝ってたのかと。んむ、こわいこわい。
それと、あたり周辺は空き巣が多い地域だったので、侵入できる家を物色してたのかもしれません。目的はわかりませんが、一人暮らしの女性にとってはものすごい恐怖でしかないでしょう。 男のぼくでもそうした状況だったら怖いし超嫌ですもん。
もちろん、しばらくして彼女はその物件からは引っ越しました。 これも2階以上だから絶対に安心だといったことではもちろんなく、ただリスクの確率としてベターな選択をオススメする、ということです。
以上、女性の一人暮らしで物件を決めるときに注意したい点を、3つあげました。ぜひ参考にしてください。