徐々にクレジットカード決済ができる物件が増えてきた印象があります。それでもまだ90%以上の物件はカード決済ができずに振り込みや銀行口座からの引き落としが主流ではあるので、いい流れだと言えるんじゃないでしょうか。
大家さんや不動産がカード決済を導入しないのは手数料が高いためでしょうが、いまの時代にカードで決済ができないなんて、どうかんがえても時代の流れに業界システムが追いついてませんよね。
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生和不動産の物件はオリコカードで家賃を支払う
いままで僕が国内で住んだ10件以上の物件で、唯一カード決済ができたのが生和不動産の物件でした。希望にちかい物件をいろいろと探しまわり、いざ契約というときに、支払い方法はクレジットカード決済が必須で、しかもオリコカードだけ、というのでその場で申し込みをしたんです。
オリコカードの利用者を増やすことが目的なんでしょうね。
ただ、最初こそわざわざ新しくカードを作ることに抵抗こそあったものの、いざ利用してみるとメリットがいくつもありました。シェアします。
支払いを忘れてた…ということがない
銀行引き落としにでもしてれば同じようなものですが、カード決済は支払いを忘れることがありません。それに引き落としよりも明細を確認しやすいですし、いざ口座からの引き落としは「カード」としてまとめてになります。
一見わかりづらそうですが、逆にスッキリして見やすくなるというメリットも。
カード決済なので、実際の支払いは後日
クレジットカードですからね、指定口座からの引き落としまでには1〜2ヶ月ほどのタイムラグがあります。資金繰りもしやすくて便利です。
そもそも家賃でそこまで資金繰りに困るなら、もっと安い物件を選んだほうがいいとは思いますが・・・
カードのポイントがどんどん溜まる
これがカード決済することの一番のメリットじゃないですかね。
ふだんの生活では10万を超えるような大きな買い物は、多くても年に数回といったとこでしょう。
家賃の支出は月収の3分の1というとおり、毎月の支出の大きな部分をしめます。だからこそポイントが溜まっていくのが魅力的なんです。
気づいたら数万円分のポイントが溜まってた、ということがふつうに起こりますよ。
月々の家賃が10万円のばあい、還元率が1%だとすると1000円分が毎月たまることになります。
カード決済も拡大するはず
オリコカードは年会費がかからず無料でつくれるので、これはもう実質家賃がこの分だけ安くなってるのと一緒ですね。
それに今後もっといろんなカードが使えるようになれば、還元率が高いカードをつかうことで賃貸物件をお得に借りることもできるようになっていくことでしょう。
それでも日本特有の礼金システムなど、わけわからない慣習が多いのが不動産。もっと賃貸を手軽に便利に借りれるよう、業界がもっと成熟したものになっていってほしいものです。
それにしても、契約時の礼金はムダですし、たんに引越しをしづらくするだけな気がするんですけどねぇ。家主からすれば立派な収入源になるのでしょうが、利用者の立場としては意味不明すぎて笑えます。